Life in Southern California

カリフォリニア州アーバインでの記録です。

歯磨き習慣が一変した話

頭でわかっていても、できていないデンタルケア

ライオンによると、デンタルケアの重要性を理解している日本人は70%いる一方、実践できている人は26%程度らしい。

clinica.lion.co.jp

 

ひょんなことから歯磨き習慣が変わった話とオススメケア・グッズを紹介。

 目次

歯医者が嫌い。

できること行かずにすませたいけど、歯磨きをはじめとするデンタルケアはめんどくさい。

フケツな話であるが毎朝磨くが夜は必ずしも毎晩ではなく、仕事が遅かったりしたら、眠いことを理由に磨かずに寝ることも多かった。

当然、歯(特に見えない奥の方)は汚れがたまり、年1回受けてた歯科検診で指摘される。

虫歯もでき、以前の詰め物が取れて仕方なしに行かざるを得ない。

3~4年に1回のペースでこの繰り返し。

電動歯ブラシの購入が転機

その認識が一変したのは、かれこれ2-3年前、電動歯ブラシの購入がきっかけだった。

日頃から見慣れていた電動歯ブラシのCMをみて、「最近の電動歯ブラシってどうなんだろう?手磨きより楽なぐらいか?」とふと興味が湧いた。

大昔、まだ実家ぐらしをしているときに、家族が買ってきた乾電池でうごく電動歯ブラシを使ったことがある。

しかし、歯磨きが若干楽になるぐらいのシロモノを数回使っただけで、音がうるさいわ

りには手で歯を磨くのとそんなに変わらない、ずっとそのままの認識でいた。

 

ふと、その時代からどれ位進歩したのか気になり、早速amazonのレビューで評判を調べて、ブラウンやPHILIPSPanasonic製品の違いを調べてみた。

正直なところ、形に違いはあっても、性能・機能に大きな違いがあるとは思わなかったが、下調べの時点で「このままの歯磨き習慣だったらマズイ…」という認識までになっていた。

 

熟考した結果、若干の胡散臭さを感じながらも「効果があるのならば」と、超音波水流という機能がついてるPHILIPS電動歯ブラシを購入した。 

 

自分の歯磨き習慣は、そこから180°一変した。

初めて使ったときに感じた歯のツルツル感といったら、今までどんなに丁寧(にしたつもり)に磨いても、時間をかけて磨いても得られない感覚だった。 

 

「なんじゃこりゃー」

 

歯磨き後の正直な第一声。

決して無理に力を入れて歯茎に負担がかかるような磨き方ではない。

でもこの口の中の爽やかさ。まるで歯医者帰りの爽快感。

 

この感覚を維持したいと思い、日々の歯磨き習慣が朝晩に加え、職場で昼食後も磨くようになった。

意識が変わったことで、これまでの歯科検診でよく言われていたフロスも定期的に使うようになった。

 

一番のお気に入りフロスは、リーチのデンタルフロスでワックスなしのタイプ。

リーチ デンタルフロス ノーワックス 50m

リーチ デンタルフロス ノーワックス 50m

 

驚くことに、どんなにソニッケアーで磨けてても、フロスをすると歯に詰まったモノが取れる取れる。

近代電動歯ブラシが優れていても、細かいところもカバーできるほど完璧ではないことが分かる。

 

なお、ワックスが塗布されているミント風味のタイプもある。こちらの方がお手頃価格。

ワックスなしタイプは歯に詰まったものがしっかり取れる。ワックスない分、歯の間に入りにくいということもあるかもしれないので、初めて使うならワックスありで良いと思う。安いし、大事なのはフロス習慣を身につけることだと思う。

 

デンタルケア第2章

その約1年後、Twitterで偶然パナソニックのジェットウォッシャー ドルツを使ってる人のツイートを見つけて、デンタルケア第2章が始まった。

 これが気になったのは、フロスで直接的に歯間掃除するより歯肉への負担が少ないのでは?と思ったところにある。

フロスの代わりに使うにしては値が張るが、これで歯の健康を保てるならと思い、購入。

 

これがまた自分には大当たりだった。

このドルツは口にノズルを突っ込んでジェット水流を歯茎や歯間に当てて、臭いを流し落とす原理である。

使い始めの頃は、奥歯に挟まった肉が2,3日後に取れた時に広がる独特の臭さが残っていた。

 

つまり、フロスでは確かに詰まったモノを物理的に取ることができていたが、歯磨きとフロスだけでは取りきれない"臭い"も残っていたわけだ。

 

すでに電動歯ブラシで歯のツルツル感を得ていたが、 臭いもさることながら、さらに口の爽やかさが得ることができ、いまではまさに手放せない道具である。

 

このジェットウォッシャーの何が良かったって、口臭に対する過度な不安がなくなったことだ。

これは予想していなかった点だ。

 

一方、この製品の欠点は、モーターでポンプを動かすために音が大きいところ、使い慣れるまでに洗面所に水が飛散るところ、洗面所の場所を取るところにある。

生来、めんどくさがり屋なのに、この水の飛び散りは本当は厄介である。

それでも、デンタルケアの大事さと心地よさを知った今は飛び散った水を拭き取るついでに洗面所まわりを掃除までするようになった。

 

今の歯磨き習慣

今では、電動歯ブラシ+フロス+ジェットウォッシャーに加え、最後に液体歯みがき(リステリン)のうがいして仕上げている。

お酒を飲んで酔っ払った後の口の中の不快感も、一連の歯磨きでスッキリだ。

 

 

虫歯になったら困るのは誰でも同じだと思うので、日々の口の中の爽やかさを得るつもりで始めていると案外長く続くのではないか。