Life in Southern California

カリフォリニア州アーバインでの記録です。

【米国生活】SSN取得で気づいた点/追記あり

SSN取得に関して、諸先輩方のネット上の記録が参考になるので細かいことは割愛し、自分が実際に手続きして気づいた点・用意しておいたほうが良い点、3点を紹介します。

 

目次

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7月中旬にカリフォルニアに移ってきて、まず最初に行ったことは、SSN(Social Security Number)の取得でした。

混むということで、入国した翌日に朝一でSSNのオフィスに向かいました。

 

SSNは、自宅アパートメントの契約はもちろん、ガス・電気・ネット・携帯電話の契約、クレジットカード作成・銀行口座開設・車の購入など個人身分の保証が必要な手続きでは、必須になってくる番号です。

また、SSNがないと、車のペーパー試験・実技試験までは受けられますが、合格後の仮免発行をしてもらえない(=受かったのに手続きが止まり、車に乗れない)ことになります。

取得まで2週間かかるので、渡米直後の生活を整えるためにいち早く取る必要があります。(なくても過ごせますが、“生活する”となると不可欠です。)

 

I-94は事前に印刷して持って行くべし。

I-94ってどこが重要なのかよくわからない文章が書いてあるだけのフォームで謎ですが、ビザ(ESTAも含む?)を取得して、合法的に米国滞在が可能であることを証明する入国管理記録と連動の記録という感じにざっくり捉えています。

なので、身分証明に直結するSSNや運転免許を取得する際には提示が求められます。

私は、I-94を持参しなかったのですが、その場で携帯でI-94を発行し、画面を見せてパスポートとビザの照合で何とか大丈夫でした。

ただ、(これはアメリカのいい加減なところでもあるけれど)オフィスや担当者によってその厳格さが異なる可能性があるので、I-94はSSNや免許を取るまではパスポート・ビザと一緒に身に付けていた方が良いと思います。

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i94.cbp.dhs.gov

 

SSNがいつ届くか?ではなく、いつ教えてもらえるか?と必ず聞くべし。

SSNは通常、郵送で2週間後に届きます。

しかし、10日程度で届くこともあれば3週間超えて、2〜3ヶ月かかることさえあるそうです。

その場合、ただ指をくわえているだけではいつまで経っても生活に困ったままなので、申請時に「いつ発行されて、教えてもらえるか?」を聞くことが大事です。

SSNはカードで発行されますが、番号さえ分かれば大丈夫です(カードは持ち歩かないものだそうです)。

そのため、郵送でしか教えない場合もあれば、2-3日後に直接オフィスに来れば番号だけ教えるよということもあるらしく、確認してみないと分からないのであればダメ元で聞いた方がいいです。

私は、2週間後に届くよという情報だけを鵜呑みにしていたため、実際には2週間超えて届かなかったところでTELしたら、「もう3週間待って届かないなら教えて」と言われて愕然としました。

2-3日後に教えてもらえるケースがあるなら、きちんと聞いておくべきでした。

 

ちなみに、私のSSNは、「もう3週待って」と言われた日に届いてました(笑)

 

(追記 1)

先日(2016年12月中)、妻のSSN取得のためSocial Security Officeに向かいました。

前回の反省を踏まえて「いつSSNを教えてもらえるか?(カードが届く前に教えてもらえるか?)」と尋ねてもらったところ、「カードの発行前にSSNを伝えることはしていない。カードの到着を以てお知らせする。」との回答でした。

また、SSN発行には4〜6週間ほどかかるとのことでした。(もしかすると、年末年始を見込んでの所要時間かもしれません。)

以前はSSNを数日中に知らせることがあったかもしれないですが、現在ではしていないと考えるのが良さそうです。

 

待ち時間が長いので、本や音楽を持って行くべし。

そのまんまです(笑)

 

 

なお、SSNがなくても、ガス・電気はデポジットを$50-70ちかく払えば契約できます。

しかし、日本と違い、ネットやメールですべての手続きができるわけではなく、電話で直接オペレーターに開栓依頼が必要なので、初めて移り住んできた私にはハードルが高く苦労しました。

 

もし、金銭的・時間的余裕や諸々の条件が許すならば、ビザを取得した後、本格的に渡米する前に一度USに来て、SSN発行の手続きを済ませてから本移動ができるとスムーズに生活が始められるのではないかと思います。 

 

* SSNの手続き時にもらった紙。問い合わせ番号など一切ないです。

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(追記 2)

配偶者のSSN取得の場合、婚姻証明を示す書類(日本人夫婦の場合、戸籍謄本)の日本語(原本・コピーどちらでも可。)とその英訳書類が必要です。

私たちが持参した和訳は、Visa手続きのサポートをした会社が作成した英訳書類で、公的な翻訳証明の無い書類でした。

その場では受理してもらえましたが、その内容が確かなものか確認すると言われました。

内容に虚偽はないため却下されることはないと思いたいのですが、過去お手続きした方の体験談では、自分で英訳した書類でもまったく指摘もされなかった方もいるようだったのでこれには少し驚きました。

何事もなく無事に届くのを待ちたいと思います。